ヘルシンキお勧めカフェ7選!

フィンランドは世界一のコーヒー消費大国と言われているのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか?フィンランド人は1日に何杯ものコーヒーを飲むのでカフェ文化も発達しています。なんとジムに行ってもコーヒーを飲む人もいる程。さすがフィンランドの首都、ヘルシンキはどこに行っても至る所にカフェを見つけることができます。

又、ヘルシンキは、食事制限の多い人にとってに最も寛容な都市のひとつ!乳糖不耐症の人の為の、ラクトースフリー牛乳や、その他オートミルク、ココナッツミルクなども常備しているカフェが多いので、普通の牛乳が飲めない人にも安心ですね。

フィンランドではチップを支払う文化はありません。ですので、カフェなどで食事をしてもチップを素早く計算しなくてはいけないプレッシャーを感じる必要はないですね。でもどうしてもチップをあげたい場合はもちろんOKですよ!

カフェと言ったらもちろんレギュラーコーヒーだけでなく、ラテやケーキなどのスイーツもどんなものがあるのか気になりますよね!この記事ではヘルシンキで定番・人気のカフェをご紹介します♫

Karl Fazer Cafe (カール・ファッツェル カフェ)

1981年にオープンしたフィンランド大手、お菓子メーカーの老舗のカフェ。ヘルシンキには10店舗以上もあるチェーン店です。フィンランドではチョコレート製品のブランドで最もよく知られています。創設者であるカールファッツェルは元はスイス出身の毛皮商人でした。ベルリンやパリでお菓子作りの修行をした後に25歳の若さでKarl Fazer Cafeをオープン。今は北欧諸国で6000人以上もの従業員がいる大きな会社と成長しました。

このカフェはヘルシンキ中に店舗があるので気軽にカフェで休憩したい場合に最適です。なんといっても元々お菓子メーカーのカフェなのでデザートの種類の多さ!コーヒーだけでなく、美味しいスイーツも楽しみたい方にぴったりです。チョコレートなどお土産用のスイーツもたくさん販売しています。ヘルシンキでも最も古い歴史を持つカフェの一つですので一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

Cafe Engel (カフェ エンゲル)

ヘルシンキ大聖堂の正面に位置するカフェ・エンゲルは地元民・観光客問わず多くの人が訪れるカフェスポット。元老院広場にあるアイコニック的存在のカフェハウスです。カフェ・エンゲルがある建物はヘルシンキで最も古いもののひとつ。1階は1765年に古いパイプ工場の跡地に建てられました。1カール・ルドヴィッヒ・エンゲル(1778~1840)が外観をデザインしました。

店内はシンプルですがちょっとレトロで可愛らしく、窓からヘルシンキ大聖堂が正面から見れるので気持ちよく休憩できます。観光地にあるにも関わらず、中は意外にも地元のお客さんが多め。コヒーやスイーツだけでなく、伝統料理のサーモンスープやトナカイのスープも味わえます。

Café Aalto (カフェ アアルト)

本屋さんの一角にあるカフェ・アアルトは、ヘルシンキで最も愛されているカフェのひとつ。あの映画「かもめ食堂」をご覧になった方は見覚えがあるかも知れませんが、小林聡美さんと片桐はいりさんが初めて出会う場所でもあります。このカフェはフィンランドの有名な建築家アルヴァ・アアルトが設計した建物の中にあり、1986年にオープンしました。

店内は本棚が埋め尽くし、カフェはその一角にあります。黒と白の落ち着いたモダニズム調の家具はシンプルで上品な雰囲気を出し、天窓から差し込む太陽がそれをいっそう引き立てます。カフェ内の壁は展示スペースとして貸し出しており、新進気鋭のアーティストたちが年間を通して作品を披露しています。

Café Ekberg

1852年創業のエクベリは、フィンランドで最も古いベーカリーカフェのひとつ!美しいシャンデリア、装飾的なカーテン、美味しそうなお菓子でいっぱいの陳列ケースなど、ヴィンテージ感あふれる内装が特徴です。大通りの中心に位置するこのカフェは、トラムで簡単に行けるため、グルメスポットとしても観光客にも人気。トラムは目の前を通る為、店内からもお洒落な街並みが見れます。

エクベリは、昔ながらのレシピで作られたパンやケーキがいっぱい!また、最高品質の食材を使用する事に誇りを持っており、店内の商品はその場で焼き上げ、調理しています。

エクベリに立ち寄ったら、アラビカ種のオーガニック・コーヒーやナポレオン・ケーキなどの焼き菓子から、アーモンドクロワッサン、クロックムッシュやサーモンスープなどの北欧料理も豊富です。

Café Regatta (カフェ レガッタ)

カフェ・レガッタはTripAdvisorでもヘルシンキのカフェ第1位に輝く程人気のカフェ!まさに北欧の赤いコテージを連想させるこの建物は、タイヴァラハティ湾沿いに1887年に建築されたもの。なんと130年以上も前からこの場所にあるんです。店内は暖炉の日が灯り、まさに冬の暖かくてほっこりする山小屋のよう。

2002年にオープンしたこのカフェは出来立てのシナモンロールに、ブルーベリーパイ、そしてなんといっても大きくて新鮮なサーモングリルが有名。サーモンはその場で炭焼きにしてくれるんです。外には焚き火台あり、自分でソーセージも焼いて食べれます。

レガッタでは、カフェだけでなく水上アクティビティのレンタルも行っていて、夏のシーズンにはカヌー、カヤック、手漕ぎボート、SUPボードも借りることができます。夕焼け時のカフェからの景色はとても綺麗らしいですよ♫

Café Esplanad (カフェ・エスプラナード)

高級ブランド店とホテルが並ぶショッピングストリート、エスプラナーディ通りに位置するカフェ・エスプラナーダは、観光やショッピングの合間にヘルシンキのカフェ文化を満喫できるカフェのひとつです。1994年にオープンしたこのレストランは、中央ヨーロッパの雰囲気と魅力的なヴィンテージ感を誇る、素敵な空間。

このカフェは店内で焼かれる巨大なシナモンロール(コルヴァプースティと呼ばれるフィンランドのお菓子)でよく知られています。夏場は屋外のテラスで日光浴も楽しめ、サラダやサーモンスープなどのランチもオーダーできます。

Kissakahvila Helkatti (キッサカハヴィラ ヘルカッティ)

ヘルシンキにある趣のある小さな猫カフェ、ヘルカッティでは人懐こい猫ちゃん達と一緒にカフェできます♫現在約10匹の猫が暮らすこの猫カフェは、4本足の住人たちが自由に歩き回ったり、遊び回ったりできるような内装になっています。2016年にはヘルシンキのカフェ第1位に選ばれました。入場料は5€で、飲み物と食事は店内でオーダーできます。

メニューにはコーヒーやケーキの他、季節のスープ、サラダにスモークサーモンやマッシュールームパスタなどもあり、キッズメニューやワインなどのアルコールもオーダーできます。

又、毎週月曜にはヨガのレッスンもあり、猫達と一緒に参加できます。カフェ内にはソファベッドがあり、店内で猫と一緒に一晩過ごすオプションも。ペットカメラもあり、猫は夜行性なので熟睡は出来ないかもですが、、